児童相談所に自ら通報しました-わが子を殺さないで-

今日は妻が21時前に寝て、私と息子二人が残った。

通常だと子供の就寝時刻は21時なので寝なければいけなかったのだが、今日に限っては一緒に夜更かしだ。明日は日曜だしね。

YouTubeのおもしろ動画を見て二人で笑い転げる。男だからかいたずら動画はツボってしまう。

妻「児童相談所に通報して」

私「・・・」

メールでのやり取りなんだが、以前から児童相談所に相談したほうが良いのかも、って話はしていた。私もだんだん理性が働かなくなってきたことを自ら分かってきた。

息子を叩く手が強くなってきているのだ。そして、言葉も強くなってきている。

いつもだったら、この強さならパチンと痛いだけって分かりながら叩いていたのが、もうその境目がつかなくなってきてる。思いっきりぶんなぐってやろうか・・・もう魔のささやきが頭の中をめぐっているのだ。

さらには、このままぶんなぐって大けがをさせて、あるいは死に至らせてしまえば、もしかして、そっちの方が自分にとっては楽になるのかもしれない。怖い話だが真剣にそう思いだしてきた。すでに末期を超えているのだ。

この時自分は家を正式に出ようと思っていた。

家出ではなく別居で、妻が望むなら離婚しかないかなともって覚悟も決めていた。人一人死ぬくらいなら、自分が投獄されることを考えたら、別居がいいだろうって・・・逃げることしか道はなかった。

どうにでもなれって気持ちで児童相談所に電話をかけてみる。

どんな経緯で、どんな順序でこの人にたどり着いたかは・・・記憶がない。

電話の向こうには伊藤元子(仮名、以後、伊藤さんで)さんがいた。伊藤さんははっきりした口調で、優しく、的確に話をしてくださってた。まず私のことを細かく事情聴取である。私も包み隠さずありのままを話した。自分の中で、世界で唯一本音で話せる人だった。

私が最後に息子を殺そうと本気で殴ろうと思った事件は・・・ゴミ袋の中に焦げた私の靴下があった。それを妻が見つけて、それを私に知らさず、むーには聞いたらしいが、そのままごみ箱に捨てていた。

運悪くとでも言おうか、私がそれを発見することになる。神様はどこまで私たち家族に試練を与えるのであろう。

もうそこからは地獄絵図です。めちゃめちゃしかりつけて、怒鳴り散らかした。黙って隠ぺいしようとしたことと、もう一つがぶちぎれた理由なのですが、うちは何軒か繋がった集合住宅なんです。すぐ隣にはAちゃんという息子のことを可愛がってくれた年上の女の子がいる。

「もし大火事になってAちゃんまで焼け死んだら、どうするつもりなんだ!」

100メートル先まで聞こえそうな怒号ですわ。すると信じられない言葉が返ってきた。

「しかたがない・・・」

以降私の記憶がありません。正直よく子どもは生きていたなって思います。殺していませんでした。おそらく自分が外に逃げたんだと思います。外のどこかで車の中でしばらく過ごしたんだと思います。

「あいつを殺して楽になろう。殺してすべて終わらそう」間違いなくこう思ったとおもいます。

伊藤さんはすべてを聞いていろいろ話してくださった。

「毎日毎日、今日も家が燃えなくてよかった...ぐらいに思いなさい。発達障害を持ってる子供に完璧を求めてもダメ」

私は一人っ子で、親が自営業で、私のことはほったらかしでしたので、自分は世の中の常識というものを持ち合わすこともなく社会に出た。来る日も来る日も怒られてばっかりで、ほとんどが私が悪いのですが、いつも親の顔が見たいと言われてた。

とにかく意に反して苦労した。ほんとにつらかった。だからせめて同じ一人っ子のこいつにだけは世のなかをうまく乗り切れるようにしてもらいたい、と願うばかりです。だからこそ、息子の非常識に目くじらを立てて怒ってしまう。いつしかそれは教育ではなく虐待へと変わっていったのだと思う。

それに対しても伊藤さんは「世の中に出て荒波に飲まれるなら、それは息子さん本人のせいなんです。社会に通用しないなら、それは自分のせいなんだから味わわせなさい。そこまで親が踏み込み必要がない。子を思う気持ちもわかるけど、まずはこの子は耳から入ってくることが理解できないでいるの。だから、家が燃えなかったからよかったぐらいに考えなさい」

なんかこんなようなことを言われた気がする。

気が楽になった。

ストレスがゼロにはならない、でも、高くそびえ立っていたストレスと憎悪が一気に平常ラインまで下がった気がした。

「あとはおだてながらでも、楽しく接する機会を持って・・・一度、来所しなさい。一度会って話しましょう」

「分かりました、お世話になります」

「いい?それまで逮捕だけはされることはしちゃだめよ」

「・・・はい、ありがとうございます」

おそらく、もう息子を殺すことはないでしょう。まだ、断言はできないけど、無いと思う。軽くといえども叩くことはない。次叩いたら、その時は私が逮捕される時だから。伊藤さんの温かくもしっかりとしたお言葉で心が落ち着きました。

この時から2か月ほど経ちました。正直まだまだいろいろありました。怒鳴ったこともあります。ただ、自分も理性がだいぶ戻ってきて、怒鳴っていても冷静な自分がいます。

自分に妥協点を見つけ、手はもう出さない。

おだててでも、楽しい日々を過ごそう。

「おやすみなさい」

いま、元気な声で面白いユーチューブを見たので笑いながら階段を上がる息子がいる。

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